精進湖

精進湖は、山梨県南都留郡富士河口湖町にある湖です。
富士山麓に位置する「富士五湖」の中で最も小さく面積たったの500㎡です。
しかし、精進湖の南東に「赤池」という直径50m程度の小さな池が姿を現すことがあります。
これで「富士六湖」になる時は2番目に小さな湖になります。

深さ15.2m
海抜900m
富士山の火山活動によって形成された堰止湖なので本栖湖・西湖と同じ水位です。

プランクトンが多く、湖色も緑色で透明度は3mです。
私の祖母の頃100年ほど前は船と船の間を手ぬぐいですくうと藻エビが捕れたほど綺麗な湖だったそうです。

西湖で増水による被害が発生したのを受け、同似地形にあった集落が、1972年頃青木ヶ原樹海内に移住しています。
度々、水かさが増えるのを懸念して山の水を現在の甲府市方面に流すようになりました。
この綺麗な水が精進湖に流れていたなら今より透明度の高い湖になっていたかもしれません。

2013年6月22日、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録されています。
精進湖から見る富士山は絶景で、「子抱き富士」が有名です。

落ち着きのある湖で最も自然が残っています。
湖畔北側の山間に伸びる古道「中道往還」の途中、天然記念物の精進の大杉があります。

「子抱き富士」と「精進の大杉」はとてもオススメの観光スポットです。

精進湖の内側をフットパス!地元の人しか知らない、とっておきの湖コース編